長田神社(真庭市蒜山下長田)

長田神社。

真庭市北部の蒜山下長田に鎮座。

式内社 長田神社の論社。

境内

国道(382/414重複区間)沿いの注連石

 

参拝時は濃い霧がかかっていました。

 

鳥居

 

社頭

 

神門

 

手水舎

 

狛犬

社殿

拝殿

 

扁額

 

本殿

境内社等

社殿左手に若宮神社・姫宮神社・真名井神社。

 

若宮神社

 

姫宮神社

 

真名井神社

 

社殿後方の御崎神社

 

鳥居脇の地神碑

 

鳥居手前の御旅所

由緒

創建時期は不詳。

元布施郷一宮、美作国九宮に当たるとされ、中古は牛頭天王とも称したといいます。

天文年間に尼子晴久が社殿を建築寄進。

慶安2年(1649)に美作国主森内記が神鏡一面を奉納。

津山城主松平家、勝山城主三浦家などから祭費の献供がしばしばあったとのこと。

明徳2年(1391)に高さ三尺二寸、径一尺六寸の鐘が奉納されたものの、戦国兵乱の際に陣鐘として持ち去られ、現在は鳥取県倉吉市の長谷寺に所蔵されているそうです…が、とっとり文化財ナビの解説を見ると「明徳4年(1393)に祈願のため奉納寄進したことが記されている」とあり、微妙に年が異なります。

 

明治期に9社を合祀しています(平成祭データより)。

  • 宮の本 飯守神社(大御食津神)
  • 宮代 国作神社(大己貴神)
  • 花園 八幡神社(仲哀天皇、品陀別命、神功皇后)
  • 宮田 宗像神社(田心姫命、湍津姫命、市杵島姫命)
  • 野田 八幡神社(品陀別命、武内宿袮、息長帯姫命)
  • 道目木 荒魂神社(素盞嗚命、猿田彦命)
  • 山根 荒魂神社(事代主命、天照大神、素盞嗚命)
  • 原 龗神社(高龗神、闇龗神)
  • 西原 愛宕神社(火之迦具土神)

これに加え、岡山県神社庁真庭支部の当社ページにはさらに2社が合祀された記載があります。

  • 中島 荒魂神社(素盞鳴命)
  • 林 荒魂神社(素盞鳴命)

合祀の時期については、岡山県神社庁の当社ページでは明治12年、上記の真庭支部のページでは明治42年10月21日(なぜか西暦が1908となっている、実際は1909のはず)、平成祭データでは明治42年12月12日。

岡山県神社庁の記載は単なるミスの可能性も高いですが、真庭支部の方は合祀した神社の数・合祀日が異なり、その地域・社名祭神まで明記されています。

いずれが真であるかは不明。

(ただ、真庭支部のページは下記の郷社列格の西暦表記を1924としていたりするので、日付はミスである可能性も否定できません…)

 

大正2年(1913)、神饌幣帛料共進神社に指定。

大正11年(1922)、郷社に列格。

 

延喜式神名帳の「美作国大庭郡 長田神社」および、三代実録の貞観6年(864)8月15日己巳条に見える「美作国従五位下長田神…授従五位上」の長田神を当社にあてる説があります。

※余談ですが三代実録の貞観6年8月15日条は写本によって記述が2種類あり、「美濃国従五位下長田神…(この後に並ぶ神名も若干異なる)」となっている本もあるそうです。どの本がどちらの記述なのかまでは未確認。少なくともネットで閲覧可能な朝日新聞本は「美作国~」表記。詳しくは玄松子の記憶さんにあります。

 

案内札

長田神社のお田植祭

蒜山教育事務組合指定 無形民俗文化財

当社には五月五日に行われる「お田植祭」があります。

拝殿で百姓頭、田人、また、牛の角に見たてた菖蒲の葉を額につけ、牛にふんする氏子奉仕者が、祭具の犂、馬鍬、鍬、大足(田下駄)などを使って、苗代から田植えまでの所作を演じ、同時にお産の神事もあり、五穀豊穣と子孫繁栄を祈願する。

創始のころははっきりしないが、祭りに使う農具には安政四歳丁巳(1857)の墨書がある。

御朱印

御朱印の有無は不明。

アクセス

米子自動車道湯原ICを降りて国道313号を北へ、あるいは蒜山ICを降りて国道482号を東へ。

蒜山ICからの方が多少近いです。

境内右手にスペースがありますが、神社の駐車場なのか付近の民家の敷地なのか不明。

神社概要

社名長田神社(ながたじんじゃ)
旧称牛頭天王
通称天王さん
住所岡山県真庭市蒜山下長田1097
祭神事代主命
配祀

天照大神

素盞嗚命

迩迩芸命

大穴牟遅命

合祀

大御食津神

大己貴神

仲哀天皇

品陀別命

神功皇后

田心姫命

湍津姫命

市杵島姫命

品陀別命

武内宿禰

息長帯姫命

素盞嗚命

猿田彦命

事代主命

天照大神

素盞嗚命

高龗神

闇龗神

火之迦具土神

社格等

式内社 美作国大庭郡 長田神社

日本三代実録 貞観六年八月十五日己巳 長田神 従五位上

美作国九宮

旧郷社

御朱印不明
駐車場なし(境内右手のスペースがそうかも?)

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