太老神社。
浅口市金光町上竹に鎮座。
アニメ「天地無用!」シリーズに登場する柾木神社のモデルとなった神社。
境内
社頭
鳥居
扁額
狛犬
注連柱
割ときつい石段です
手水鉢
太老の道
確か裏参道(車で入ってこられる道)側にあったと思います。
太老の道(石段)
上りきったところに鳥居
鳥居を潜り振り返って撮っています。扁額が掛かっている側が上ってきたのと逆側なので、この道は本来は南側から下って境内に入る裏参道だったのだと思われます(別に車道が作られたから今は使われていない?)。
鳥居の近くに大きな岩がいくつかありましたが、何らかの由緒があるのかは不明
社殿
拝殿
鈴緒の六角箱には「天地無用聖地保存会」の名があります
拝殿横に備え付けてある天地箱
中には天地無用!ファンの交流ノート等が入っています。ダイヤル錠が掛かっていますが、上の案内に書いてあるクイズの答えがキーナンバー。答えはわかりましたが、特に書き込むつもりはなかったので開けず。
本殿
本殿脇にお狐さん(にしか見えないのですが狛犬…?)
境内社等
社殿右手の一段高いところに境内社
小祠
社務所
社務所の隅に小祠
由緒
主祭神 天鈿女命
当社の創建は慶長六年(一六〇一)九月一五日である。天鈿女命は、天の岩戸開きの時、神楽を舞われた神で、相殿にまつられている岐神(くなどのかみ)は、天孫降臨の時にその途に待ち迎えて道案内をした神である。本社は、上竹の阿坂の奥にあった中之坊吉祥院の鎮護神であったが、神託があって、慶長十一年(一六〇六)九月一五日に現在地に遷宮したものと伝えられている。文久年間(一八六一~一八六四)に社家火災のため、文書記録が焼失して由緒は不明の点が多い。例祭には、子供による相撲が奉納される。
創建は慶長6年(1601)9月15日。
元は阿坂の奥にあった中之坊吉祥院の鎮護神であったのが、神託によって慶長11年(1606)9月15日に現在地に遷座したといいます。
ただ文久年間(1861~64)に社家火災により記録を焼失したそうで実際のところはよくわからないようです。
祭神は天鈿女命で、岐神を配祀。
OVAを初めとしたメディアミックス作品「天地無用!」シリーズに登場した柾木神社のモデルとなったことからファンには聖地として知られており、聖地巡礼の対象となっています。
過去に賽銭箱が盗難に遭った際には、公式サイトで支援募金が呼びかけられ、賽銭箱・魔除け鈴などが寄進されたとのこと(Wikipediaによる)。
神社公認らしく、境内にはファン交流用の「天地箱」が設置され、岡山県神社庁のサイトにも「アニメ「天地無用」の里」と書かれています。
御朱印
御朱印の有無は不明。
アクセス
倉敷の方から国道2号を西へ。
金光駅入口交差点(位置)で北へ。
そのまま道なりに3km弱進むと、右手に太老神社参道の標があるので、そこ(裏参道)を入っていくと境内に出ます。境内西側は多少のスペースがあるので、駐車できます。
裏参道入口に立っている標
また、表参道下にも駐車スペースがあります。上記の裏参道に入らず道を下っていくと十字路に出るので、そこを右手に行くとすぐ表参道下に出ます。
神社概要
社名 | 太老神社(たろうじんじゃ) |
---|---|
通称 | – |
旧称 | – |
住所 | 岡山県浅口市金光町上竹2390 |
祭神 | 天鈿女命 |
配祀 | 岐神 |
社格等 | 旧無格社 |
札所等 | – |
御朱印 | 不明 |
御朱印帳 | – |
駐車場 | あり |
公式Webサイト | – |
備考 | アニメ「天地無用!」シリーズに登場する柾木神社のモデル |
参考文献
- 「太老神社」, 神社本庁教学研究所研究室編『平成「祭」データ(CD-ROM)』全国神社祭祀祭礼総合調査本庁委員会, 1995
- 岡山県神社庁編『岡山県神社誌』岡山県神社庁, 1981