多和神社(さぬき市志度)

多和神社。

さぬき市志度に鎮座。

式内社 多和神社の論社。

讃岐国三宮とも言われる神社。

参道・境内

一の鳥居

 

ユーモアある立札

 

階段上りきると二の鳥居

 

文化財の表示。こちらの神社には、かつて宮司を務めた松岡調氏による多和文庫という文庫があります(非公開)。文化財はこちらに収められているようです。

 

神門

 

狛犬

 

神門をくぐり右手に三の鳥居

 

注連石

社殿

階段を上りきると拝殿。紋は「志度」を崩した文字?

 

拝殿内、八幡宮の扁額。

 

拝殿奥に中門

 

さらに奥に本殿

 

神饌所

境内社

参道脇

神門手前の祓戸神社

 

三の鳥居から社殿までの間には参道の左右に境内社が並んでいます。

厳島神社

 

中野神社

 

山田神社

 

事平神社

 

名称不明社

 

春日神社

 

松尾神社

本殿脇

高良神社

 

連岳神社

 

社日

由緒

境内由緒板

延喜式内社 讃岐三ノ宮 多和神社

鎮座地 香川県さぬき市志度126

正殿御祭神 速秋津姫命

相殿御祭神 大鞆和気命 帯仲津彦命 息長帯姫命 天照大日売命 大雀尊 倭武尊

本殿 流れ造 割り拝殿

御由緒

当社の創始は太古とありまして不詳ですが、社伝によりますと、「神代のむかし、速秋津姫命が多和の郷に来たりまして、この水門は潮いと深くして我が心澄みと宣い、とどまり給う。去るに及んで土人大久支、子久支、古老に真澄の鏡を授け給いて、これを我が御魂と取り託して多和の水門を祓戸と定め、国人ここに集いて祓いせば、犯せる罪もおのずから失わせむ。また朝夕に沖行く五百船、千船を守らむと宣いき。ここにその御鏡を御霊代として多和大神と鎮めましき。」とあり、祓いの神として現在に至っています。

相殿については、寛平元年己酉(889)冬12月に、大祝正六位讃岐朝臣春雄が神明の託宣によって前記六柱の神を勧請して多和八幡宮と称え、産土神として尊崇してきました。延喜式内社であり、元慶元年(877)には従五位のうえに叙せられました。当時の鎮座地は現在の志度寺の境内にありまして、社頭は志度寺伽藍とともに度々の荒廃があり、殊に戦国時代の文明11年(1479)の兵火かかってからは小社でありましたが慶長19年(1614)に当時の領主である生駒近矩により再興され、社頭も寄進されました。

寛文11年(1671)六月に当時の讃岐国高松藩主松平頼重が志度寺再興に際しまして、今の鎮座地に社殿を新営いたしまして遷宮されたのが現在の本殿であります。その後、明治にいたっては郷社讃岐三ノ宮として広くあがめられています。

祭典日

歳旦祭 1月1日 秋季例大祭 11月第2土・日

節分祭 2月3日 新嘗祭 11月23日

建国祭 2月11日 大祓祭 12月31日

祈年祭 2月18日

夏越大祓祭 7月31日

由緒について、『讃岐國官社考證』には、

「神代に速秋津姫尊、多和鄕の渚に來まして、此水門は、甚深くて、よき須美戸なりと宣ひて、鎭座るを、後世に、鄕名を以て、多和神社と稱奉りて」「然るに寛平元年(889)に、八幡大神を、相殿に勸請奉りて、土人、多和八幡宮と稱りて産土神と崇奉れり云々」とみえます。

なお、『讃岐國官社考證』は当社祀官の松岡調による物です。

松岡調は、多和郷は中古、名を志度郷と改めたこと。当社は相殿に八幡大神を祀るようになってから多和神社の名が廃れたしまったこと。当社の旧鎮座地の辺りに「多和」という地名が残っていること。この浦の一名を「玉の浦」というが、それは「たわの浦」の転訛であること…等を述べた上で当社を式内 多和神社であると主張します。

かつては1.5km程東にある志度寺の境内に鎮座しており、近世初頭に現地へ遷座。

遷座の時期には以下の二説あり。

  • 文明十一年(1479)兵火に罹り、元和九年(1623)志度寺住職圓養によって遷座。
  • 寛永二十一年(1644)志度寺造営の際に高松藩主松平賴重よって遷座。

なお当地には元々連岳神社という小祠があったとのこと。

おそらく、今本殿脇にある連岳神社がそれでしょう。

社の杜公園?

ちなみに神門の先を右折せず直進すると道が続いています。

 

境内図によればここは社の杜公園というそうですが…

 

上まで登りきると、鳥居と木の柵に囲われ整然と並んだ多数の祠があります。由緒等全く表示されていないため不明です。

何となく神秘的な雰囲気の空間。もしかして奥都城だったりするのかしらん。鳥居の中は写真は撮りづらい雰囲気でしたので、撮らず。

御朱印

御朱印はあります。

参拝当時(2015年)は宮司さんが香川県神社庁の庁長を務められており、お忙しくご不在にされていることもままあるようでした。2019年現在は既にご退任されているようです。

現状はわかりませんが、御朱印授与品ご希望の方(特に遠方の方)は、念のため事前連絡があった方が無難かもしれません。

アクセス

国道11号を志度駅から少し西に進み、ガソリンスタンド向かいの踏切を渡ると多和神社の社号標と一の鳥居があります。

私はこの一の鳥居手前の駐車場に駐車してしまったのですが、ここは横にある東林寺の駐車場のようで。

ちゃんと多和神社の敷地内に停めるのであれば、一つ東の踏切を渡る、もしくは志度高校の南の道から境内に入り駐車するのが正しいようです。道は狭いですが…

ここらが駐車場。

神社概要

社名多和神社(たわじんじゃ)
旧称多和八幡宮
住所香川県さぬき市志度126
祭神速秋津姫命
相殿

大鞆和気命

帯仲津彦命

天照大日孁命

息長帯姫命

大雀命

倭武尊

社格等

式内社 讃岐国寒川郡 多和神社

旧郷社

讃岐国三宮

御朱印あり
駐車場あり
備考かつては志度寺に隣接して鎮座

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