須佐神社元宮跡(有田市千田)

須佐神社元宮跡。

有田市千田、中雄山の山頂にある、須佐神社の元宮跡石碑。

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参道

須佐神社社殿の向かい、神楽殿横に登り口があります

 

登山道

道は割とはっきりしているので迷うことはないと思います。

途中から若干急坂ですが、難所というほどのところはなし。数枚撮影しながら登って山頂まで15分程でした。

 

案内板

 

登山道からの眺め

 

山頂手前の登山道(山頂側から)

 

山頂から

元宮跡碑

山頂

奥に元宮跡碑。手前の平たい岩はなんだろう…

 

元宮跡碑

 

石碑正面

須佐神社旧址と彫られているようです。

 

裏面

よく読めませんが、「明治十一年?月吉日」でしょうか(月名は全く読めない…)。

由緒

和銅6年(713)10月初亥日、大和国吉野郡西川峯より勧請された須佐神社が最初に鎮座したのがこの山頂。元明天皇の御宇に麓の現社地に移されたと伝わります。

その後の由緒は須佐神社の記事をご参照ください。

 

 

※由緒ではこの山を中雄山といっているのですが、地理院地図などでは北山と表記されています。

御朱印

旧地なのでないと思います(確認はしていませんが…)。

アクセス

須佐神社の記事をご参照ください。

神社の駐車場を利用できます。

神社概要

社名須佐神社〔元宮跡〕(すさじんじゃ)
通称
旧称
住所和歌山県有田市千田
祭神素戔嗚尊
社格等

式内社 紀伊国在田郡 須佐神社 名神大 月次新嘗(旧地)

日本三代実録 貞観元年正月廿七日甲申 須佐神 従五位上

札所等
御朱印なし
御朱印帳
駐車場あり
公式Webサイト
備考現社地は山の南中腹

※実際の石碑位置はピンより若干北かも

参考文献

  • 式内社研究会編『式内社調査報告 第二十三巻 南海道』皇學館大学出版部, 1987
  • 谷川健一編『日本の神々 神社と聖地 第六巻 伊勢・志摩・伊賀・紀伊』白水社, 1986