二宮神社(茂原市山崎)

二宮神社。

茂原市山崎に鎮座。緑ヶ丘リゾーンという分譲住宅地の北。

上総十二社の一つとされる神社。

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境内

社頭

 

鳥居

 

境内地

社頭からここまで参道100mほどあります。

 

手水舎

 

井戸?

 

狛犬

社殿

拝殿

 

扁額

 

本殿

境内社等

境内社

 

参道脇の石碑

 

御神木?

由緒

二宮神社本殿改築記念碑

由来

二宮神社社暦によれば、祭神は鵜葺草葺不合命であり、上総一宮の玉前神社祭神、玉依昆売命とは夫婦祭神となっております。

創建は、仁明天皇の嘉祥三年(西歴八五〇)と伝えられ、江戸時代には、山崎村、押日村、国府関村、国府里村、味庄村を、その氏子郷とし、五郷の宮と称されました。祭礼は、春、秋、に行われ春季礼祭は一月一七日、秋季礼大祭は十月十三日共に、五穀豊穣を願い盛大に行われています。

改築経過

当神社は平安時代前期嘉祥三年(西歴八五〇)に創建されてから、千百五十三年になります。

この間六回の改築が記録にあり、近年では昭和十二年に改築されてから六十五年が経過し、この為、本殿の損傷がひどく、平成に入り、改築の気運がたかまりました。平成三年より改築の為積立が開始されました。平成十三年積立金が千五百万円余り達したことから、五郷総代会に於いて、事業実施が承認されると共に氏子の皆様に浄財のご支援を仰ぐ事になりました。平成十四年六月改築工事に着工し、九月に上棟祭、十二月立派に工事が完成し奉祝祭が行われました。

平成不況の中、千五百万円余りの奉賛金が集まり社人、社役、氏子、の皆様崇敬者の方々、又工事関係者の皆様のご協力に建設委員一同深く感謝申し上げます。

社伝によれば創建は嘉祥3年(850)。

江戸時代には山崎村、押日村、国府関村、国府里村、味庄村の五郷が氏子地域だったため、五郷の宮と称されたといいます。

 

それ以外の由緒は不詳。

旧社格は村社。

 

上総十二社の一社とされていますが、長らく神輿渡御がなかったそうです。

近年は渡御が復活したようで、玉前神社までの渡御だそうですが、その距離10km以上。全区間担ぐのかは不明…

御朱印

御朱印の有無は不明。

アクセス

高師交差点(位置、国道128号、県道14・84号の交点)から県道14号を北西に(ここまでは東金から南下か、一宮から北上か)。

2km強先(位置)で左折。すぐ先の十字路(位置)を右折し150mほどで社頭。

 

あるいは茂原長柄スマートICを降り、IC入口の十字路(位置)を右に。900mほど行くと県道14号に合流します。700mほど先(位置)で右折。すぐ先の十字路(位置)を右折し150mほどで社頭。

 

駐車場はないので、停めるとしたら鳥居~参道間の路肩か(片側に住宅があるので邪魔にならないように)。

 

徒歩の場合、茂原駅からかなり遠いためバス推奨ですが、最寄りの二宮神社入口バス停までの路線(茂07、東口から)は1時間1本程度。

ただ、手前の郡界橋バス停も400mほどと近く、ここまで同ルートを通る別路線(茂22、24、25、26、南口から)があり、こちらも選択肢に含めれば1時間2本程度にはなります。

問題は帰りもバスを使おうとすると、長時間待つ必要があること…

神社概要

社名二宮神社(にのみやじんじゃ)
通称
旧称五郷の宮
住所千葉県茂原市山崎927
祭神鵜葺草葺不合尊
社格等旧村社
札所等
御朱印不明
御朱印帳
駐車場なし
公式Webサイト
備考

参考文献

  • 「山崎村」, 『日本歴史地名大系』(データベース「JapanKnowledge」)
  • 「二宮神社」, 神社本庁教学研究所研究室編『平成「祭」データ(CD-ROM)』全国神社祭祀祭礼総合調査本庁委員会, 1995