南宮神社(一宮町宮原)

南宮神社。

一宮町宮原に鎮座。

上総十二社の一つとされる神社。

境内

鳥居

 

社号標

 

手水舎

 

狛犬

 

社殿前の珍しい形の照明

社殿

拝殿

 

扁額

 

拝殿内に掲げられた絵馬。北沢楽天の絵馬だと思われます。

 

町指定有形文化財 北沢楽天の絵馬

北沢楽天は日本初の職業漫画家で、明治九年(一八七六)大宮宿(現さいたま市)生まれ。

横浜で西洋漫画の技法を習得し、福沢諭吉にその才能を認められ、明治三十八年(一九〇五)に出版した時局風刺雑誌『東京パック』で絶大な人気を得て、「ポンチ絵」と評価の低かった風刺画を近代漫画として確立しました。

楽天は一宮が「東の大磯」と呼ばれ、別荘地として栄えた明治末年頃から一宮川沿い宮原の水門下に購入した別荘に滞在し、大正元年(一九一二)には自ら経営する楽天社から、『一宮案内記』という観光案内を刊行して、地元との交流も深めていきました。

この絵馬は、大正五年(一九一六)七月三十日の大洪水で流された別荘の門扉に、「神威顕現」と題し水魔克服の神を楽天が描いたもので、大きさは縦87cm、横156cmです。

日本画の素質もある楽天が、ダイナミックに描いた絵馬は、洪水の被害と被害者の供養のため南宮神社へ奉納され、一宮川の歴史と別荘地時代に訪れた文人の名残を留める資料として地域の歴史を伝えています。

 

本殿

境内社等

境内社

 

神明神社、稲荷神社、八坂神社、三社神社

 

道祖神祠

 

青面金剛像?

 

旧白山神社碑

 

御神木 南宮大杉

 

力石

 

おそらく神輿庫

 

これも神輿庫?

由緒

社伝によれば創建は景行天皇40年(110)。

日本武尊が東征の途次、目的完成を祈願し社殿を建てたことに始まるとされます。

白鳳年間(661~683 or 672~685)、金田郷開発のために来た穂積氏が金田郷下山に遷座。この際に、美濃一宮南宮大社の御祭神金山彦命を相殿に勧請し、南宮神社と称されるようになったといいます(それ以前の社名は不詳)。

その後氏子の要請を受け応仁2年(1468)に現在地へ遷座。

 

当初の鎮座地は大宮台(長生村金田大宮台2436)とのことですが、どこなのか不明(金田地区のどこかなのでしょうが)。大宮南宮神社(後述)の境内由緒碑(未訪、Googleマップの写真を参照)には「今神明様を奉る大宮台これなり」とあるのですが付近にそれらしき神社は見当たりません。千葉県神社名鑑によれば社地跡も現存しているとのこと。

2つ目の鎮座地は下山(長生村金田本村197)で、これは現在の大宮南宮神社鎮座地です(長生村金田197)。

 

上総十二社の一社で、上総十二社まつりでは神輿渡御があります。

御朱印

御朱印の有無は不明。

アクセス

上総一ノ宮駅の北1km弱の宮原交差点を北東方向に曲がります(神社の案内看板あり)。

そこから200m弱で神社前。

境内右手の空き地が駐車場のようです。

神社概要

社名南宮神社(なんぐうじんじゃ)
住所千葉県長生郡一宮町宮原1131
祭神

豊玉姫命

金山彦命

社格等旧村社
御朱印不明
駐車場あり

コメント