金刀比羅宮(琴平町)

金刀比羅宮。

琴平町にある象頭山の中腹に鎮座。

通称は「こんぴらさん」。全国の金刀比羅神社(琴平神社、金比羅神社)の総本宮。

旧国幣中社で、現在は別表神社。

式内社 雲氣神社の論社。

参道(新町の鳥居~大門)

新町の鳥居

 

こんぴらレトロ街道(商店街)

 

一之橋

 

石段の始まり

 

一之坂鳥居

 

案内札

備前焼狛犬

この付近から大門までの急な坂を「一の坂」と呼ぶ

備前岡山の「長榮講」により天保15年(1844)に奉納されたこの備前焼の狛犬は、高さ約5尺の大きなもので、備前焼でつくられた狛犬のなかでも一、二を争う大きさの良作である

この狛犬は備前伊部村の木村長十郎他六名の細工人によってつくられた

いずれも木村一族の人々で、長十郎は当宮の他、岡山市の高松稲荷の狛犬にも細工人として名前が残る

灯明堂

 

大門までの石段

 

鼓楼

 

大門

 

大門脇の狛犬

参道(大門~旭社)

大門を潜るとまっすぐな参道。そして鳥居。

 

もひとつ鳥居

 

大門からこのあたりまでは「桜馬場」と呼ばれ、その名の通り桜の名所だそうです。

 

こんぴら狗。江戸時代、自分で参拝に行けない人が代参させた犬のことを「こんぴら狗」といいました。

 

スクリュー?

 

神馬

 

桜馬場西詰銅鳥居

 

社務所門。書院の勝手口ですが、社務所が書院に付属していた頃の名残で社務所門と呼ばれるそう。

 

書院

 

この右手が黒門

 

黒門の先に四脚門。黒門と四脚門は普段は閉まっていますが、書院で蹴鞠が行われる5/5、7/7には開き、通ることができるそうです。

 

祓戸社

 

火雷社

 

旭社。かつての松尾寺の金堂。ここは先にお参りせず、帰りに参ることになっています。

 

扁額

 

右御本社と書かれた碑

旭社~御本宮

旭社手前の道を青銅鳥居の方へ進むのが順路。旭社すぐ右にも道がありますが、こちらは下向道。帰りは三穂津姫社の前からここへ降りてきます。

 

鳥居

 

狛犬

 

賢木門

 

参道

 

右手に遥拝所

 

進むと鳥居と手水舎。この写真を撮った辺りの場所(遥拝所~手水舎までの道)を闇峠といいます。

 

真須賀神社

 

御前四段坂

 

御年神社

 

事知神社

 

御前四段坂の鳥居。御本宮前最後の鳥居。

 

狛犬

御本宮

御本宮拝殿

 

御本宮本殿

 

御本宮斜め後方から

 

御本宮右に神饌殿。後本宮右手から、奥社・厳魂神社への参道が続いています。

 

境内社

三穂津姫社拝殿

 

三穂津姫社扁額

 

三穂津姫社本殿

 

御本宮と三穂津姫神社を繋ぐ廻廊

 

睦魂神社鳥居

 

睦魂神社

 

厳島神社

 

大山祇神社(下向道途中)

 

神楽殿

 

絵馬殿

 

絵馬殿に納められたボート?

由緒

創建年代不詳。

象頭山を神体山とする信仰があり、一説には延喜式神名帳にある雲氣神社金刀比羅宮の原始社頭ではないかとと言われています。

延宝5年(1677)の「玉藻集」や延享2年(1745)の「讃州府志」には『この山の鎮座已に三千年に向づく』とあります。

象頭山の下まで海が入り込んでいた頃、琴平の地は瀬戸内海航路の要所であり、大物主神はこの地に本拠を定め中国四国九州の経営に当たったといい、その旧跡に祀られたのが当社であるともいわれます。

初めは大物主神を祀り、琴平神社と称していました。

その後、本地垂迹説により金毘羅大権現と改称したとされます。

別の説では、大宝年間に役小角が象頭山に登った際に護法善神金毘羅の神験に遭った開山の縁起との伝承があり、ここから金毘羅大権現になったとされます。

長保3年(1001)一条天皇が藤原実秋に勅し社殿を修造。

長寛元年(1163年)に崇徳上皇が参籠したことから、永万元年(1165)に崇徳天皇を合祀。

その後戦国時代には荒廃しますが、象頭山金光院松尾寺の別当となった宥盛が境内を整備。

彼は死の直前に神体を守るため天狗に身を変えたとの伝説があります。

松尾寺の金毘羅堂に関する最古の明確な資料は、元亀4年(1573)の金毘羅赤如神宝殿造営の棟札が最古のもので、表に「上棟象頭山松尾寺金毘羅王赤如神御宝殿、当時別当金光院権少僧都宥雅造営焉、于時元亀四癸酉十一月廿七日記之」、裏に「金毘羅堂建立、本尊鎮座法楽庭儀曼荼羅供師高野山金剛三昧院権大僧都法印良昌勤之」と書かれています。

実際のところ象頭山金毘羅大権現としてはここに始まると考えられます。

金毘羅信仰としての歴史は案外新しいことになります。

江戸時代には信仰は広がりを見せ、中期には各地で金毘羅講が組織され、金毘羅参りが盛んに行われました。金毘羅参りは伊勢神宮へのお陰参りに並ぶ庶民の憧れだったといわれます。

江戸末期には「こんぴら船々 追風に帆かけて シュラシュシュシュ まわれば 四国は 讃州那珂の郡 象頭山 金毘羅大権現 一度まわれば」の歌詞で有名な民謡、金比羅船々が歌われるようになりました。

明治元年(1868)神仏分離令により神仏混淆を廃し神社となり、琴平神社に改称。

同年7月、金刀比羅宮、明治4年(1871)事比羅宮、明治22年(1889)に再び金刀比羅宮と度々改称。

明治4年(1871)国幣小社に、明治18年(1885)国幣中社に列格。

この時、象頭山松尾寺金光院は廃されてしまいます。

現在の松尾寺は、塔頭であった普門院が法灯を継承しています。

金毘羅大権現の本地仏として祀られていた本尊十一面観音像は重要文化財に指定され、現在宝物館に保管されています。

明治4年(1871)に国幣小社に列格、明治18年(1885)に国幣中社に昇格。

現在は神社本庁の別表神社であると同時に、宗教法人金刀比羅本教の総本宮でもあります。

 

御朱印

御朱印はあります。

オリジナル御朱印帳もあり。

 

 

社務所で拝受可。

アクセス

金比羅宮参拝者用の駐車場はないので、町営もしくは民間の駐車場を利用することになります。料金の安さから言えば、JR琴平駅すぐそばの町営駐車場2ヶ所。

こちらが西駐車場。

こちらが東駐車場。ただし、町営駐車場は1時間200円(普通車・軽自動車)。奥社まで参拝、食事や寄り道をすることを考えると3時間程度は見る必要があります。一日500円の民間駐車場が多いので、時間かかる予定ならそちらに停めたほうがよいかも。

こんぴら一段目駐車場。石段の起点からすぐ右手にあります。参道に近い上に安いですが、人通りの多い道の奥なので出入りが大変かも。周辺の店との提携有無は不明。

タイムズ琴平こんぴら前。金刀比羅宮の公式サイトで紹介されている駐車場。平日一日最大500円、土日祝一日最大700円。(タイムズの公式サイト情報/2016年5月現在)

他にもお土産屋さんのやっている駐車場が多くあります。大方は料金○○円、お土産を××円以上購入で無料としていますが、稀に料金無料を謳っておいて後からお土産の購入を強制するところもあるらしいのでご注意ください。若干歩くことにはなりますが琴平駐車場とか琴平ステーションパーキングあたりは道も通りやすそうでよさそうな気がします。(500円/1日)

神社概要

社名金刀比羅宮(ことひらぐう)
旧称金毘羅大権現
通称こんぴらさん
住所香川県仲多度郡琴平町892-1
祭神大物主神
配祀崇徳天皇
社格等

式内社 讃岐国多度郡 雲氣神社

旧国幣中社

別表神社

札所等さぬき十五社十三番
御朱印あり
御朱印帳あり
駐車場なし(町営・民営の駐車場多数あり)
公式Webサイトhttp://www.konpira.or.jp/
備考奥社・厳魂神社が御本宮から更に登った場所に鎮座

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