伊波止和気神社。
古殿町に鎮座。
式内社 伊波止和氣神社の論社。
境内
社頭。敷地はあまり大きくありません。
社号標。「村社伊波止和氣神社」
鳥居
扁額
狛犬
手水鉢
社殿
拝殿
本殿覆屋
社殿全景
境内社等
社殿左側に境内社
社殿右側にも境内社
石祠
石祠と大黒天の石碑
天照皇大神碑
笠石。下に掲載した境内石碑によれば有名なものらしいのですがどういった由緒がある石なのか不明…
笠石
有名な笠石なり
九龍川流れの中にあり
川線変更のため
この地に移す
後世のため是を記す
社務所前にこんな岩も。舟石、腰掛石という石も境内にあるということなので、これがそのいずれかかも。
社殿後方に土俵
境外、鳥居より少し南のところ(社務所裏あたり)に大黒様像
神社南方向。県道14号(御斉所街道)と国道349号の重複区間への道。見ての通り、当社は山間の平地に鎮座しています。
由緒
創建年代は不詳。
続日本後紀承和10年(843)条に「奉授陸奥国従五位下多久都神正五位下。勲九等伊波止和気天神。無位玉造温泉神。無位伊佐酒美神並従五位下。」とあり、伊波止和気天神が当社と見られているようです。
村上天皇の応和年代(961-964)には馬場と的場が設けられ祭礼に流鏑馬が行われたといわれます。
流鏑馬の奉納は保安年間(1120-1124)まで続いたそうですが、その後は古殿八幡神社の流鏑馬に併合されてしまったとのこと。
本殿は嘉永7年(1854)に改築。
拝殿は明治3年に造営。
御朱印
御朱印の有無は不明。
ネット情報によれば古殿八幡神社の兼務社であり、御朱印はないとのこと。
アクセス
磐城石川駅から車で30分弱。道の駅ふるどのの少し東の交差点を北に1km弱行くと神社に着きます。
ここを北へ。駐車場はありませんが、社務所横1台分ほどのスペースはあります。
公共交通機関を使う場合、磐城石川駅からバスになります。道の駅ふるどの付近の田口高橋バス停で降りて徒歩。ただし、バスの本数が少ないため、あまりおすすめしません。
神社概要
社名 | 伊波止和気神社(いわとわけじんじゃ) |
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旧称 | 戸隠大明神 |
住所 | 福島県石川郡古殿町大字田口字戸神269 |
祭神 | 戸隠大神 手力男神 |
社格等 | 式内社 陸奥国白河郡 伊波止和氣神社 旧村社 |
御朱印 | 不明(なし?) |
駐車場 | なし |
※Google mapではなぜか「和気神社」で登録されています。
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