櫻山八幡宮(高山市桜町)

櫻山八幡宮。

高山市桜町、高山駅の北東1kmほどの場所に鎮座。

当社の「秋の八幡祭」は日枝神社(高山市城山)の「春の山王祭」と合わせて「高山祭」として有名。

現在は神社本庁の別表神社。

境内

宮前橋と大鳥居

 

社号標

 

一の鳥居(大鳥居はカウントしない模様)

 

「飛騨八幡神社」の社号標

 

参道

 

狛犬

 

二の鳥居

 

手水舎。大手水石は幅200cmx奥行340cmx高さ80cmで、1個の大石から削り出されたもの。

 

神門と大石段。この大石段も一枚岩から作られたもの。

 

狛犬

社殿

拝殿

 

扁額

 

本殿

境内社等

絵馬殿

 

絵馬殿裏、秋葉神社への石段

 

秋葉神社社号標

 

摂社 秋葉神社

祭神 火結神

例祭 六月五日

飛騨の国が天領の時代に、陣屋から鬼門の方向に当たることから火防鎮護の神として崇敬されてきた。

また明治八年の大火にも火災からまぬがれた。

秋葉神社は高山旧火消十組内の秋葉講の本拠でもある。

 

狛犬

 

秋葉神社

 

案内札

高山市指定文化財(有形民俗文化財)

秋葉講火消用具及び秋葉神社社殿 附石灯籠・石段・棟札

秋葉講火消用具(江戸時代後期~明治時代)

<員数>纏 二点、秋葉講元旗 一点 秋葉講装束 百六十一点

享保、天明、天保年間の五十年毎の大火と度重なる火災から人々を守るために天保三年(一八三二)に秋葉講が結成され、纏や火消装束等が現在まで大切に保存されている。桜山八幡宮所蔵文書によると、装束は天保六年(一八三五)、纏は天保十年(一八三九)には製作されていた記録がある。

現在でも秋葉講による、祈願祭並びに、秋葉山本宮秋葉神社(静岡県)への参拝が毎年行われている。

秋葉神社社殿 附石灯籠・石段・棟札

<員数>社殿 一棟、石灯籠 四基 石段 八十段、棟札 一枚

秋葉神社社殿は、急な石段八十段を上がった所に西面して覆屋内に建つ。社殿は一間社、切妻造、銅板葺、向拝付で、三方に板縁、高欄を廻らし、奥端に脇障子を立てる。正面木階五級、濱床を有する。本柱と向拝柱を海老虹梁で繋ぎ、向拝柱上部には繰型の手挟を備える。妻面は虹梁の上に笈形付きの太瓶束を建て棟木を支える。向拝正面は二重虹梁で下の梁の木鼻は左が獅子鼻、右は獏鼻であり、左右の木鼻の形が異なるという珍しい形となっている。なお、これら木鼻の上にはいずれも皿斗を置き、二つ斗二段の組物を受けている。

棟札から、社殿の建築年代は安永七年(一七七八)、大工は「高山壱之町住藤原朝臣日川原甚三郎重季」であることが分かる。ちなみに社殿の左右手前に建つ一対の石灯籠にも「安永七年」の銘がある。また、社殿下の平地にある二基の石灯籠は、慶応元年(一八六五)の年代と町年寄らの名前があり、神社の維持等に町年寄が関わっていたと思われる。

 

秋葉神社横の狂人石

 

狂人石

往時より神社神域を汚すものこの石にふれると狂人になるという不思議な言い伝えのある霊石です。

 

琴平神社

 

末社 琴平神社

祭神 大物主命・崇徳天皇

配祀 大穴牟遅神 少名毘古那神

琴平神社は安全の神様、健康の神様・体力増進の神様として崇敬されている。

社殿の天井に天狗の顔があるが口でよく噛んだ紙を天狗の顔に投げ付けば病気が全快するという言い伝えがあります。

 

稲荷神社

 

お狐さん

 

末社 稲荷神社

祭神 倉稲魂神

配祀 猿田彦神・松尾大神

例祭 三月二・午の日

江戸時代の始め衣食住の大祖「万民繁栄の神」として深い信仰を受け、ご神威の高い伏見稲荷神社のご分霊を勧請して奉祀した。

そのご神徳は福生り『生命の根』と讃え、又祓いと導き人の心を和める徳が温和統一されて福徳の信仰が生まれ五穀豊穣・商売繁盛の守り神として崇敬されている。祭典の日は米の粉で作った「団子」を供え撒いたり氏子に配る。

 

照前神社

 

末社 照前神社

祭神 難波根子武振熊命

例祭 四月二十四日

祭神の武振熊命は武勇の誉れ高く仁徳天皇の御代に飛騨山中深く両面宿難という兇賊を討伐された時此の地で戦勝を祈願された後、命の勇猛さを慕って尚武剛健の守護神とされている。

又、一説には歯の神様とも言われ自分の年令の数だけの煎り豆や穴あき石を供えて祈願すれば、歯が丈夫になると伝えられている。

 

天満神社と、右手に筆塚

 

末社 天満神社と筆塚

祭神 菅原道真公

例祭 七月二十五日

古くから学問の神様として、受験合格を祈願したり勉学にいそしむ人々に崇敬されている。

菅公は弘法大師・小野道風と共に筆道の三聖と称されている。

この筆塚に使い古した筆を捧げ、その筆でこの塚の字をなでると書が上達すると伝えられている。

 

大原代官寄進の燈籠

 

大原代官寄進の燈籠

大原四郎紹正は飛騨の国が天領になってから、第十二代目の代官で明和三年(一七六六)この高山に着任して飛騨一円の統治にあたった。

安永二年(一七七三)幕府の苛酷な検地命令に反対して幕府の老中へ直訴嘆願や集会など農民一揆が起こり大原代官は、郡上藩の援助をうけ、これを鎮圧し農民は死罪流罪に処せられた。これを大原騒動という。大原代官は再検地の強行で飛騨国を増石した功により、郡代に昇格した。

彼も敬神の念篤く、安永七年(一七七八)八幡神社に石燈籠一対を寄進した。

 

鳳凰台組秋葉社

 

鳳凰台組秋葉社

秋の高山祭(十月九日十日)には、祭りの華ともいうべき屋台が十一台出ます。

この一台、一台の屋台を維持管理するのが屋台組みと呼ばれる町内組織です。

屋台組みには組内の火防鎮護と町内安全を願って、古くから秋葉神を祀る風習があります。

この秋葉神は鳳凰台組内の火伏せの神として遠州秋葉山本宮よりご分霊を勧請して深く尊崇され、篤い信仰を集めてきました。

祭神は、

迦具土神

又の名を

火産霊神

とお呼びします

 

神楽台の収納庫

 

重要有形民俗文化財高山祭屋台

神楽台 八幡町 桜町

沿革

宝永五年(一七〇八)に、以前金森重勝(左京)から寄進されていた大太鼓を荷車風のものにのせ、獅子を舞わせて祭礼に巡行した。享保三年(一七一八)には氏子の有力者風井屋長右衛門が神楽台を新調寄付した。文化十二年(一八一五)大改造、嘉永年間(一八四八~一八五三)修理。明治三十七年に現在の台形に改造された。昭和九年、昭和四十一年修理

文化改修 設計 田中大秀 工匠 風井屋長右衛門

明治改修 工匠 村山民次郎

構造 屋根無 太鼓昇降 三輪外御所車車

特色

金森重勝寄進の太鼓は音響遠近にとどろき、文久年間(一八六一~一八六三)には他組の嫉みをうけて鎌で切りつけられたと伝えられる。

祭礼に際しては、侍烏帽子、素襖姿の五人の楽人をのせ、獅子舞を付随させる。棟飾りの鳳凰と、天照、八幡、春日、三神を表わした金幣束が独特である。

由緒

由緒板

櫻山八幡宮

祭神

八幡大神 應神天皇

熱田大神 日本武尊命

香椎大神 仲哀天皇・神功皇后

仁徳天皇の御代・両面宿儺誅伐のため難波根子武振熊命が應神天皇を祀って奉告祭を斎行された斎場といわれ、また清和天皇の御代この地を八幡宮の神域と定められたと伝えられている

大永年間、石清水八幡宮より神霊勧請し産生神として祀られた

元和九年、領主金森重頼公、社殿を造営し神領を寄進し、高山府の総鎮守社とし祭事を統括、北半分の地を氏子と定められた

天領となってから代官・郡代の崇敬篤く奉行祭が行われた

明治以後郷社・県社・戦後別表神社に加えられ郷土の守護神、特に文化神として広く崇敬されている

例大祭

試楽祭 十月七日

例祭 十月九日

神幸祭 十月十日

社伝によれば創建は仁徳天皇の御代(377年頃)。

飛騨山中の凶賊、両面宿儺を討伐のため派遣された難波根子武振熊命が先帝応神天皇の御霊を奉祀、戦勝祈願を行ったのが始まりとされます。

大永年間(1521~27)に石清水八幡宮の神霊を勧請。

その後戦乱により荒廃。

元和9年(1623)、領主金森重頼は江名子川から発見された神像を八幡宮旧跡の桜山老杉の傍らに奉安し、社殿再興・神領寄進。

明治4年郷社列格。

明治8年、高山の大火に遭い末社の秋葉神社を除いてほぼ全焼するも、同33年に社殿復興。

昭和7年県社に昇格。

戦後、神社本庁の別表神社に指定。

 

例祭は「秋の高山祭」と呼ばれる有名な祭。これと日枝神社(高山市城山)の例祭「春の高山祭」を総称して「高山祭」と呼びます。

「高山祭屋台」は重要有形民俗文化財、「高山祭の屋台行事」は重要無形民俗文化財。

「高山祭の屋台行事」はユネスコ無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」の一つでもあります。

御朱印

御朱印はあります。

社務所で拝受可。

私は拝受しておりませんがオリジナル御朱印帳もあります。

公式のお知らせに写真が載っています。

アクセス

高山駅から徒歩20分程度。

高山駅の東にある鍛冶橋からも大鳥居が見えるので、迷うことはないはず。

 

車の場合、境内北に参拝者用無料駐車場があります。

この駐車場の東側(隣は月極駐車場で、さらにその隣)にも無料駐車場があります。

参道周辺は一方通行も多く人も多いので注意。

これらの無料駐車場は秋の八幡祭の時などは、おそらく交通規制がかかり利用できないと思われます。

神社概要

社名櫻山八幡宮(さくらやまはちまんぐう)
住所岐阜県高山市桜町178
祭神応神天皇
配祀

熱田大神

香椎大神

社格等

旧県社

別表神社

御朱印あり
御朱印帳あり
駐車場あり
公式Webサイトhttp://www.hidahachimangu.jp/

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