大麻神社(善通寺市大麻町上ノ村山)

大麻神社。

善通寺市大麻町の、琴平町との境界付近、大麻山の麓に鎮座。

式内社 大麻神社に比定される神社。

参道

一の鳥居

 

扁額

 

社号標。左後ろに見える子供が載っているのは御旅所。

 

一の鳥居脇に広場(御旅所境内?)。奥に忠魂碑があります。

 

参道

 

二の鳥居

 

参道階段

境内

随神門

 

随神門横狛犬

 

社殿左斜め前の鳥居

社殿

拝殿

 

扁額。この手前にももう一つ新しめのがかかっています。

 

本殿

境内社

白玖祖霊社・天神地祇社。「弟橘媛命を祀る」とありますが、社家の白玖氏は穂積氏の流れを組むとされる家系なので、遠祖穂積忍山宿禰(建忍山垂根)の娘である弟橘媛も祖霊社に祀られている、ということなのでしょう。

 

石祠

 

社殿脇の石祠群

 

これは何でしょう?

 

ネット上にて奥宮があるとの情報を見かけたのですが、それについて言及している資料が見つけられませんでした。地図を見ると、神社の200m程南に大麻上地神社という表示があります。また、そこから70m程南、民家の近くの道端に大麻上地神社と書かれた小さな石碑があり、藪の中に道が続いています。

ここのことでしょうか。訪れている人もおり、検索すれば写真も見つかります。石の祠のようです。あるいは奥宮はここではなく、もっと大麻山を登っていった方にあるのかも知れませんが。

由緒

創祀は不詳。

神武天皇の御宇、諸国に忌部の社を建てた時祭祀したとか、往古讃岐の忌部氏が阿波の忌部氏と協力して讃岐を開拓し、この地に麻を植え祖神天太玉命を祀ったとかの伝承があります。

景行天皇23年勅を受け悪魚を征討した神櫛皇子は、征討の際大麻神に祈念し、平定後は穂積忍山彦根をして社殿を修し祭祀をつかさどらしめました。この穂積忍山彦根は現宮司白玖氏の遠祖とされる人物。昭和22年の当社明細帳では忍山彦根は忍山宿禰の嫡男で、弟橘媛の兄とされ、仲多度郡史では「彦根は、日本記、景行記に見えたる忍山宿禰なるか、又は其の一族ならむ」とされています。

神階については、貞観7年に従五位下から従五位上に昇ったと三代実録に、延喜10年に従四位下と日本紀略に見えます。

社伝によれば永徳元年までには正一位に昇ったとあります。

明治5年郷社、昭和8年県社に列格。

御朱印

御朱印はあります。

あることは確かなのですが神社は無人でした。すぐそばに宮司さん宅と思われる家があったので訪問するも不在。よっていただけていません。

なお、櫛梨神社の御朱印も当社でいただけるようです。

 

アクセス

琴平駅の北西1.3kmほどにある大麻町交差点、ここを県道208号に入って南に進むとすぐに踏切があります。

踏切を渡るとすぐ右側に鳥居が見えますので、鳥居の方の道へ曲がり、直進すると神社です。

ここから神社まで一直線。

参道を進むと階段がありますが左に坂があるので避けて登れます。突き当りに階段があるので左に迂回する道を進むと境内社務所前に出ます(右から回る道もあったかもしれません)。他に駐車場はないのでそこに停めるしかなさそうです。

神社概要

社名大麻神社(おおさじんじゃ)
別名大麻天神
住所香川県善通寺市大麻町上ノ村山241
祭神天太玉命
配祀

天津彦彦火瓊瓊杵尊

天香語山命/天櫛玉命/天糠戸命/天御陰命/天神立命/天三降命

天伊佐布魂命/天事湯彦命/天神玉命/天村雲命/天世手命

天湯津彦命/天神魂命/天乳速日命/天玉櫛彦命/天日神命

天伊岐志迩保命/天活玉命/天下春命/天鈿女命/天道根命

天明玉命/天造日女命/天表春命/天児屋根命/天椹野命

天背男命/天斗麻弥命/天八坂彦命/天少彦根命/天月神命

社格等

式内社 讃岐国多度郡 大麻神社

日本三代実録 貞観七年十月九日丁巳 大麻神 従五位上

日本紀略 延喜十年八月廿三日庚辰 大麻天神 従四位下

旧県社

御朱印あり
駐車場境内駐車可

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