八幡神社。
茂原市茂原に鎮座。茂原駅の西約1.3km。
通称茂原八幡神社。
境内
社頭
鳥居
手水舎
狛犬
社殿
拝殿
扁額
本殿
境内社等
本殿左手に御嶽神社
御嶽神社裏の御神木
拝殿右手前に三峯神社
三峯神社手水舎
三峯神社横の御神木
三峯神社横の庭園のような空間
御神水か手水鉢か
忌砂場
由緒
明治三年建立の当社が、平成七年四月四日十四時五十五分、不審火により本殿・幣殿・拝殿・神輿二基が一瞬にして焼失。木像の御神体は、御神威により奇跡的に御安泰でした。早速総代・常任委員にて事後処理と再建対策に取り組み、同年九月百十九名による再建事業実行委員会が発足(委員長白井佐市)、直ちに趣意書に基づき氏子崇敬者各位に奉賛活動を開始。多くの皆様方の御支援を仰ぎ、平成八年二月設計監理を髙橋素建築設計事務所に依頼、三月神輿一基㈱浅子神輿店・九月請負工事㈱東條工務店と契約締結。翌九年四月地鎮祭・同年十一月上棟祭・平成十年七月本遷座祭斎行・十月奉祝祭と予定通り順調に進捗、この間三年有余、平成不況の長引く中壱億七阡参百萬円余の浄財を賜りました事は、偏に再建事業に努力された委員会役員の方々、氏子崇敬者各位・企業各位・工事関係者・更には、神社庁、神職各位の多大な御厚情の賜物と衷心より感謝と御礼を申し上げます。
社伝によれば創建は寿永3年(1184)。
当初は茂原町上茂原村字王子宮に鎮座し平野太神と称していたといいます(現・上茂原の平野神社が旧鎮座地?)。
その後藻原寺境内に遷され三十番神社に合祀。
遷座前に八幡宮となっていたのか、合祀後になったのかは不明。
下って明治3年、当地に遷座され、同7年に郷社列格。
平成7年に不審火により社殿焼失。平成10年再建。
御朱印
御朱印はあります。
参道左手にある社務所で拝受可。
書き置きに日付を入れていただく形でした。
アクセス
国道128号と409号が分岐する茂原交差点(位置)を東(128号の方)へ進み、200mほど先(位置)で北の路地に入ると神社前へ。
境内左手に駐車場があるのですが、こちらは月極のようです。
おそらく社殿向かって右のスペース(鳥居右、参道沿いの道を入っていった先)が参拝者用駐車場ではないかと思うのですが、不明。
徒歩なら茂原駅南口から約1.5km、20分程度。
1時間に1~2本ですが、茂原駅南口からバスもあります(最寄りは神社南の国道沿い「幼稚園前」バス停)。
神社概要
社名 | 八幡神社〔茂原八幡神社〕(はちまんじんじゃ) |
---|---|
通称 | – |
旧称 | 平野太神 |
住所 | 千葉県茂原市茂原196 |
祭神 | 誉田別命 |
社格等 | 旧郷社 |
札所等 | – |
御朱印 | あり |
御朱印帳 | – |
駐車場 | あり(?) |
公式Webサイト | – |
備考 | 旧地は茂原町上茂原村字王子宮(現上茂原の平野神社か?) |
参考文献
- 「下茂原村」, 『日本歴史地名大系』(データベース「JapanKnowledge」)
- 「八幡神社」, 神社本庁教学研究所研究室編『平成「祭」データ(CD-ROM)』全国神社祭祀祭礼総合調査本庁委員会, 1995
- 明治神社誌料編纂所編『府県郷社明治神社誌料 上巻』明治神社誌料編纂所, 1912(国会図書館デジタルコレクション 572-573コマ)