三吉神社。
秋田市太平八田字堂ノ前に鎮座。
三吉神社の総本宮とされる神社。
境内
大鳥居
県道28号と232号の交点付近にあります。位置はアクセス項参照。
正一位木曽吉山 太平山 八宗山の碑
撮り忘れてますがこの碑の横にも鳥居があります。
社頭
社号標
鳥居と扁額
狛犬
手水舎
保存樹 三吉神社のかりん
狛犬
社殿右手の鳥居
社殿
拝殿
扁額
本殿
境内社
左は事代主神・火結神
真中は鐘馗神・火結神
右は三ツ吉大神(木曽吉山/中岳)・神仙山大神(神仙山/前岳)・八宗山大神(八宗山/釣志岳)
月読神
祖霊社
稲荷社
由緒
三吉神社
一.祭神
三吉霊神(主祭神)
天照皇大神 豊受大神 大名持神 少彦名神 八幡大神 祓戸大神 相染大神
一.鎮座地
秋田市太平八田字堂ノ前(俗稱木曽石)
一.祭典
梵天奉納祭 一月十七日(旧暦)
例大祭 六月十七日
秋季大祭 十一月十七日
月次祭 毎月十七日
一.由緒
嘉永二年南秋田郡辰傳之助翁神託により木曽石口登山道を再興の上木曽吉山(太平山の中岳)に三吉霊神を鎮祭す
以来豊作の神力の神勝負開運の神として霊験いやちこで三吉信仰が発祥す
安政三年辰命院ととなえ文久三年右手に稲梵天左手に盃(白黒の豆)のお姿が現われ梵天祭がはじまる
慶応四年現在地に鎮座
明治十四年社殿を改築
明治四十四年八田村神明社以下4社を合併
社名は太平山神社-木曽石神社-木曽石三吉神社-三吉神社と変遷して今日に至る
昭和五十八年県神社廳より一級社に列格
三吉大神鎮祭の本宮として県内外から厚い信仰が寄せられている
境内由緒書によれば、嘉永2年(1849)辰伝之助翁が神託により、金山滝から山を切り開いて木曽石口登山道を再興。
木曽吉山(太平山の中岳)に三吉霊神を祀ったことに始まります。
ここに三吉信仰が発祥した、とのこと。
文久3年(1863)右手に稲梵天、左手に盃のお姿(三吉霊神の姿、だと思われる)が現れ、梵天祭の始まりになったとされます。
慶応4年(1868)現在地に社殿創建。
明治44年(1911)八田村村社神明社・無格社相染神社・同上八田神社・同木曽石神明社の四社を合併し、指定村社となります。
当初は太平山神社と称し、後に木曽石神社と改称(これらを称した期間は不詳)。
その後昭和21年(1946)に木曽石三吉神社、昭和32年(1957)に三吉神社へ改称。
上記の通り、当社は三吉神社の総本宮を称しています。
しかし、赤沼にある太平山三吉神社もまた、三吉神社の総本宮を称しています。この辺りの事情はいまいちよくわかりません。
当社創建の地、木曽吉山(中岳)の木曽吉山神社は、現在赤沼の太平山三吉神社の境外社となっています。何かしら複雑な事情があるようにも思えますが…
御朱印
御朱印はあります。
社務所で拝受可。
アクセス
秋田駅の北から県道28号を東へ。
県道232号とぶつかる辺りに大鳥居があります(位置)。鳥居を潜って232号を北上します。
3kmほど進むと三吉神社入口のこんな案内があります(位置)
駐車場表示があるので、建物横の路肩に停めます
神社概要
社名 | 三吉神社(みよしじんじゃ) |
---|---|
通称 | – |
旧称 | 太平山神社 木曽石神社 木曽石三吉神社 |
住所 | 秋田県秋田市太平八田字堂ノ前51-1 |
祭神 | 三吉霊神 大名持神 少彦名神 |
合祀 | 天照皇大神 宇気母智大神 相染大神 |
配祀 | 八幡大神 宇賀魂神 宮毘神 祓戸大神 経津主大神 武甕槌大神 大山祇大神 西宮大神 猿田彦大神 海津見大神 金山毘古神 金山毘売神 |
社格等 | 旧村社 |
札所等 | – |
御朱印 | あり |
御朱印帳 | – |
駐車場 | あり |
公式Webサイト | http://miyoshijinja.ftw.jp |
備考 | 旧地は木曽吉山(太平山の中岳) |
参考文献
- 「三吉神社」, 神社本庁教学研究所研究室編『平成「祭」データ(CD-ROM)』全国神社祭祀祭礼総合調査本庁委員会, 1995