伊勢神社。
輪島の北約50kmの海上に浮かぶ、舳倉島に鎮座。
式内社 奥津比咩神社の旧地とされる場所に建つ神社。
境内
神社付近の道
社頭
鳥居
参道
手水鉢
境内
社殿前の台座?
狛犬
タブノキ?
複雑な形状をしていますが1本なのでしょうか…
社殿
社殿
由緒
伊勢神社
「やしろ様」とも呼ばれる神社で、島に鎮座する七つの小宮の一つである。昔はここに奥津比咩神社があり、島全体の総氏神であったといわれている。
やがて、奥津比咩神社が島の南西に移転してからは、この社が伊勢信仰の中心となり、8月の例大祭が海士町で行われるようになるまでは、神輿の御仮屋としてにぎわってきた。
境内の右手に自生する「タブ」の木は、舳倉島で唯一の大木で、神の依代として昔から島民の尊崇を受けてきた。
由緒については奥津比咩神社の記事をご参照ください。
こちらには天和3年(1682)まで奥津比咩神社が鎮座していたとされています。
伊勢神社が創祀されたのはその移転後だと思われます。
かつては例大祭の時の神輿の御仮屋ともなっていたようです(現在は本土の里宮で行われる)。
御朱印
御朱印の有無は不明。
アクセス
舳倉島へのアクセスは奥津比咩神社の記事をご参照ください。
当社は島の東部にあります。
神社概要
社名 | 伊勢神社(いせじんじゃ) |
---|---|
通称 | – |
旧称 | – |
住所 | 石川県輪島市海士町舳倉島 |
祭神 | 天照大神 |
社格等 | 式内社 能登国鳳至郡 奥津比咩神社(旧地) 奥津比咩神社摂社あるいは末社 |
札所等 | – |
御朱印 | 不明 |
御朱印帳 | – |
駐車場 | なし |
公式Webサイト | – |
備考 | – |
参考文献
- 式内社研究会編『式内社調査報告 第十六巻 北陸道2』皇學館大学出版部, 1985
- 谷川健一編『日本の神々 神社と聖地 第八巻 北陸』白水社, 1985