阿武隈神社/あぶくま洞(田村市滝根町菅谷字東釜山)

阿武隈神社。

有名な鍾乳洞、あぶくま洞の手前にある神社。

広告

境内・社殿

駐車場から洞に向かう道の途中、階段の上に神社はあります。

 

階段下に社号標

 

神門(山門)

 

階段と鳥居

けっこうな急傾斜です。

 

阿武隈神社

 

神社横に大きな岩

 

観世音菩薩

岩の前面に祀られています。

由緒

境内由緒碑

阿武隈神社建立之碑

この地は滝根町大字菅谷字東釜山一番地に位置し 阿武隈の近隣の山々はもとより那須連山や磐梯朝日連峰などを一望する雄大な景勝地で 阿武隈高原中部県立自然公園の一角にある

昭和44年9月に石灰岩採石跡地に新たな鍾乳洞が発見され 昭和48年6月に あぶくま洞 として公開され 多くの人々の観光保養の場として洞内見学者が訪れている

昭和61年6月をもってその数は一千万人を超える盛況を呈している

この期にあたり 菅谷大字会では会員の総意にもとづき この眺望台を神域と定め 社名を阿武隈神社とし 菅谷神社の摂社として鎮座したところである

祭神として 天児屋根命 大山祇命 岩巣比売命 の三柱を遷座し ひたすら地域の繁栄長久と家運繁盛 家内安全とあわせあぶくま洞内の安全と交通安全の齊場として建立した

洽く 神威の昻揚を記念して 建立の記とする

平成元年12月16日 鎮座

平成元年創建のようです。大分新しい神社ですね。

麓にある菅谷神社(位置)の摂社です。

あぶくま洞

あぶくま洞内部

この記事を書くにあたりあぶくま洞の情報をネットで調べなおしてみたところ、撮影禁止との情報をいくつか見かけました。私の訪問時にはそんな注意を見た記憶がなかったので(だから上の写真を撮ったわけですが)、念のためにあぶくま洞管理事務所に問い合わせてみました。

結果、「混雑する時期(連休など)に限って撮影を禁止しています」との回答をいただきました。混雑時に立ち止まって撮影するのを防ぐためだそうです。洞内の通路は狭い部分も多く、道を塞ぐと迷惑になるので仕方ないですね。

 

洞内にあるワインセラー

洞内の気温が一定して15℃であることを活かしているのだそうです。

 

駐車場に架かる円形の歩道橋

天地人橋というそうです。この天地人橋を写真奥の方へ渡ると星の村天文台があります。

 

天地人橋の上から

御朱印

御朱印の有無は不明。

私の勘ではないように思えますが…

アクセス

神俣駅の北にあぶくま洞の歓迎アーチが立っています(位置)。

そこから山の方に道なりに登っていけばあぶくま洞に到着します。かなり広い駐車場があります。

 

ここまで来るには、郡山、須賀川、いわきのどこからも遠い(車で40~60分程度)です。道はナビでご確認いただくのが早いと思います。

磐越東線で郡山やいわきから行くのもいいと思います。ただ本数が非常に少なく、また最寄りの神俣駅からかなり距離があるのに路線バスなどはなく、タクシーを使うしかありません。

神社概要

社名阿武隈神社(あぶくまじんじゃ)
通称
旧称
住所福島県田村市滝根町菅谷字東釜山1
祭神

天児屋根命

大山祇命

岩巣比売命

社格等菅谷神社摂社
札所等
御朱印不明
御朱印帳
駐車場あり(あぶくま洞駐車場)
公式Webサイトhttp://abukumado.com(あぶくま洞HP)
備考

参考文献

N/A