杉山神社(横浜市都筑区茅ケ崎中央)

杉山神社。

横浜市都筑区茅ケ崎中央、都筑中央公園内に鎮座。

式内社 杉山神社の論社。

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境内

社頭

 

社号標

 

社前の橋

 

社号標

 

一の鳥居

 

石段

 

二の鳥居

 

手水舎

 

石段上から

社殿

拝殿

 

扁額

 

本殿

境内社等

稲荷神社

 

お狐さん

 

御神木旧地碑

 

御神木の株?

 

碑の裏面の記述によれば、樹齢300有余年、目通り14尺5寸、昭和25年4月伐採とのこと

 

歌碑?「安房の忌部が」とあるのは読めます

 

一の鳥居脇にあるこちらは石祠?庚申塔?

風化しておりよくわかりませんでした。

 

良き道辿れば良き里あり 港北ニュータウン発祥の地、と刻まれた碑

 

神社裏手にある境田貝塚

 

境田貝塚

境田貝塚は、ハマグリや温暖種のハイガイなどを主体とした縄文時代前期(約6000~5500年前)の貝塚です。貝塚は、物の捨て場(ゴミ捨て場)で、ムラのまわりなどに貝殻等を捨て、積み重なって出来たものです。

現在よりも温暖な気候であったこの時代、港北ニュータウンの中央を流れる早淵川流域には海が入り込んでいました(縄文海進)、入り江周辺の丘の上には貝塚を伴うムラがいくつか形成され、その最奥部の海辺を見下ろす場所に位置している境田貝塚もそうしたムラの一つと考えられます。

港北ニュータウン土地区画事業に伴う発掘調査では、弥生時代・古墳時代の住居跡等が発見されていますが、貝塚をつくった時代の人々の住居跡は、まだ確認されていません。

 

宮谷戸の大池(都筑区中央公園遊水池)

元々あったため池なのか、公園と合わせて造成されたのかは不明。

 

園内図

由緒

『新編武蔵風土記稿』によれば創建は白鳳3年(663or674)。

安房国安房神社神主の忌部勝麻呂が神託により武蔵国杉山の岡に太祖高御座巣日太神(高御産巣日神)、天火和志命(天日鷲命)、由布津主命(阿八別彦命)の三柱を祀ったのにはじまるとされます(現祭神とは異なっている)。

これは『安房忌部家系之図』にも記されているのですが、信憑性は薄いとみられています。

 

続日本後紀 承和5年(838)2月庚戌(22日)条にみえる「武蔵国都筑郡枌山神社預之官幣。以霊験也」同承和15年(848)5月庚辰(22日)条にみえる「奉授武蔵国无位枌山名神従五位下」の枌山神、並びに延喜式神名帳にみえる「武蔵国都筑郡 杉山神社」の論社の一社とされています。

 

その後の由緒は不詳。

 

現祭神は『平成祭データ』や神奈川県神社庁サイトによれば天照大神。

ただし『神奈川県神社誌』や境内の神社合祀記念碑裏の文(現地未確認、ネット上の写真等に拠る)には五十猛命が祭神とあります。

また『新編武蔵風土記稿』には、日本武尊を祭神とする伝えもあることが記載されています。

 

記念碑裏の文には、明治43年に神明社・天王社・稲荷社を合祀したともあり、配祀神としてその祭神である天照大神、倉稲魂神、素戔嗚尊を記載しているサイトもあります。

現祭神が天照大神とされているのは、申請(?)等の際に配祀神との混同あるいは誤記があったとも考えられます。意図的に変更されたのかもしれませんが…

御朱印

御朱印の有無は不明。

本務社が同じ中川杉山神社は御朱印ないそうなので、こちらもない気がします。

アクセス

センター南駅を下りて徒歩5分ほど。

 

車の場合、神社の向かいに公園の駐車場があります。有料で100円/30分。

満車の場合、道路挟んで反対側に大型の駐車場があります。料金は同じ。

神社概要

社名杉山神社(すぎやまじんじゃ)
住所神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央57-18
祭神

天照大神

現祭神

五十猛命

『神奈川県神社誌』

境内神社合祀記念碑

日本武尊

『新編武蔵風土記稿』一説
配祀

天照大神

倉稲魂神

素戔嗚尊

境内神社合祀記念碑
社格等

式内社 武蔵国都筑郡 杉山神社

続日本後紀 承和五年(八三八)二月庚戌(廿二) 枌山神社 預之官幣

続日本後紀 承和十五年(八四八)五月庚辰(廿二) 枌山名神 従五位下

旧村社

御朱印不明
駐車場あり(公園の有料駐車場)

参考文献

『式内社調査報告 第十一巻 東海道6』 皇学館大学出版部

 

『神奈川県神社誌』 神奈川県神社庁

 

『杉山神社考』 さつき叢書


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